http://yukkuri-web.com/satishkumar/satishkumar_tlc2015
サティシュ・クマール氏、辻信一氏、上野宗則、ソーヤ海氏、Mariposaにて。
「ゆっくり小学校(スロー・スモール・スクール)」による「サティシュ・クマールT・L・Cツアー2015~愛を学ぶ学校、思いやりの社会」が、3月26日~4月6日まで、神奈川、東京、静岡、名古屋、京都で開催されました。1泊2日のリトリートではMariposaでの瞑想会やお散歩などをお手伝いさせて頂きました。
サティシュ氏のどんな時も常に笑顔と愛溢れる言葉行動、非暴力とはどういうことなのか、実際にお会いして一緒に過ごしているだけでその波動の神々しさから多くのことを学ばせて頂きました。とても素敵な時間をいただき心から感謝です。
『インド出身の思想家であり環境平和運動家のサティシュ・クマールさん。現在はイギリスを拠点に環境科学雑誌「リサージェンス」の発行や、ホリスティックな価値観を学びに世界中から人々がやってくる教育機関「シューマッハー・カレッジ」(イギリス)の運営、そして世界中での講演活動に精力を注いでいます。日本にも過去何度か来日、著書も『君あり、故に我あり』(講談社学術文庫)をはじめ数冊刊行されています。
「T・L・C」とは、それぞれ「Tender(やさしさ)」、「Loving(愛情)」、「Care(思いやり)」の頭文字。『スモール・イズ・ビューティフル』の著者であり、サティシュさんともご縁が深いE.F.シューマッハーが提唱した「優しい心づかい」(辻信一訳)に由来します。人間が人間を傷つけることを法制化しようとするこの殺伐とした時代に、いま一度、人間らしい身の丈に合った、優しい心づかいのある社会への理想を掲げたい、そのような思いで学びなおしの場をつくっていこうと、各地でサティシュさんとの対話や、映画「サティシュ・クマールの今、ここにある未来」上映会などが企画されています。
サティシュさんといえば、3S=土(Soil)、心(Soul)、社会(Society)思想の提唱と実践です。ともすると、私たちは一つの問題に固執し、頭でっかちにその解決にまい進してしまいますが、サティシュさんは、環境に目を向けること、自身の内面に目を向けること、そして社会全体に目を向けることはすべてつながっているのだと説きます。三位一体がかなってこそ社会を変える原動力となりうるのだと。東洋と西洋のエコロジーを融合させ、わかりやすい言葉で説くサティシュさんのメッセージは、ポスト3・11を経て、より難しい社会を生きている今こそ、大きな示唆を与えてくれることでしょう。<ナマケモノ倶楽部よりの抜粋>
<臼井健二氏をお招きしてのアースオーブン&薪のシステムキッチン造>
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